受賞企業WINNERS

受賞コメント

この度はこのような賞をいただきどうもありがとうございました。

株式会社ニューヨーク・ニューヨーク常務取締役の小﨑と申します。

弊社は京都中心に関西で40店舗以上美容室を展開している会社で、社員数約400名、年商が約27億円の会社です。

美容業界というのは、1番の難点が何かというと、人材不足というのが非常に大きくありまして、全国で美容室の数は約25万件あると言われていますが、美容学校を卒業する人数が1万7000人ほどしかいないので約15店舗から1人を取り合うような、非常に過酷な業種になっております。

そのため、一番の目的として取り組まないといけないことが、入ってきた人材を辞めさせないということです。実際弊社に関しましては年間に約60名が新卒で入って来てくれていますが、やはり退社という問題点は解決出来ません。

全国の統計でいうと大体年間で30％が美容師を辞める、10年間で約90％が美容師を辞めるという感じでかなりの数の人材が辞めていっているので、離職を防ぐためには会社として何をするべきなのか考えていました 退社の原因は様々で、どこの業種も一緒かもしれませんが、やはり人間関係問題が原因の大半を占めています。

退社が多い店舗は階層間の意思疎通が取れていないというのが自社のアンケート調査では出ていました。

そんな時偶然にも全国の美容師さんが集まる会合の中で、THANKS GIFTのことを聞いて、これやばいなあ、やらなあかんなあと思ったので、THANKS GIFTをどうしても入れたいという事で、社長に直談判で持って行き、納得してもらって導入に至りました。

実質、これで会社がどう変わったのかという類の話ではないんですが、実際にコインの数としてはかなり送り合っているんですけど、送っている時というのはテンションが高く、送る枚数が少なくなると非常にテンションが低い状態という統計が出ています。

枚数が少なくなった瞬間にそのスタッフと面談するとやはり大きな悩みを抱えていたりするので、すぐに店舗異動などの対応をとると、退社率がかなり軽減されました。

今後もTHANKS GIFTを使って不確定要素だったものを確定要素に変えられるということは1つの大きなポイントだなと思ったので、「ありがとう」というのはなかなか確定要素にするのは難しかったのですが、確定要素にできる1つのツールとして使わせてもらいたいと思います。

今退社がそれなりに防げている中で、弊社の最終的な目標は100年企業を目指すということです。

言葉では簡単には言えるんですけど、なかなか実行するのは難しく、今現在ようやく25周年、四半世紀をやって来れました。

今後100年企業をやるにあたって、社員の数というのが今後大きな課題であり大事なことになってくるかなと思っております。

「早くいくなら一人で行け、遠くへ行くならみんなで行け」というのが、一応指針でありますので、たくさんのメンバーを増やして、今後ニューヨーク・ニューヨークは発展していきたいと思っております。

今日もたくさんの方々のお話を聞いていて改めてサンクスギフトめっちゃいいなあと思ったので、今後も活用させていただきます。今日は本当にありがとうございました。