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受賞企業WINNERS

ENGAGEMENT賞

福利厚生部門

医療法人真鶴会 小倉第一病院

会社概要

会社名:医療法人真鶴会 小倉第一病院
従業員数:180 名(非常勤含む)
事業内容:腎臓病・糖尿病治療の専門病院
企業URL:https://www.kdh.gr.jp/

医療法人真鶴会 小倉第一病院

表彰理由

▼山本教授
このたび、今年度の福利厚生部門ノミネート企業として、医療法人真鶴会小倉第一病院様を選定させていただきました。お取組みのすばらしいところは、以下の3点です。
第1に、「公平な福利厚生サービスの提供」を明確に目標として掲げ、その達成のためサンクスギフトをフルに活用されている点です。福利厚生において公平原理をとるか平等原理をとるかという難しい問題について、院内保育への投資の観点から考え抜かれた上で、前者を選び、具体的な施策・ツールを考えられた点は、他社では例を見ない地に足のついたマネジメントと考えられます。
第2に、既存の福利厚生施策を全てポイント化されただけでなく、ポイントを使う側の立場を徹底して考え、非常に幅広くしたこと、さらにキッチンカーで提供される商品をポイント交換できるようにしたことで「お昼休憩への楽しみ」を増やすことを意図された等、医療職者のライフスタイルや日常に配慮した等、きめ細かな設計を行っている点です。
第3に、ポイントを溜め込んでいる職員が多数いることは福利厚生の観点からは必ずしも好ましくはないと考えられます。そこで、ポイントを消費しようとする行動を喚起するために魅力的な景品もしくはイベントを増やそうとされるという点は、消費者行動論の観点からみても高く評価されます。
今後は、さらに貴病院の目的に合わせて進化発展させていただくとともに、引き続き成果を挙げられますことを祈念して、私の選考理由とさせていただきます。

受賞コメント

小倉第一病院経営戦略部を預かっています立石と申します。この度は栄えある賞をいただき、たいへん光栄に感じております。
私どもは福岡県北九州市で透析を中心とした腎臓病や糖尿病の治療を行っている専門病院でございます。職員は180名ほど働いています。

私たちがサンクスギフト様の導入を検討したきっかけは「福利厚生の公平化」です。医療機関というのは福利厚生予算の多くを院内保育に回してしまうところがあり、福利厚生が偏りがちになってしまいます。でも当院に長らく勤めてくれている、子育てが落ちついた40代や50代の職員も当院にとっては非常に大事な仲間です。できるかぎり公平な福利厚生を提供できる環境づくりをしたいというところがサンクスギフト導入のきっかけでした。それに加えて医療者のモチベーションと言いましょうか、レコグニッション、職員がお互いに承認し褒め合う文化というのをどうやって醸成していくかというところにもベストマッチしている点も大きかったです。

私たちはお互いにありがとうのカードを贈り合って仲間からたくさん褒められた人には、病院からたくさんプレゼントがあっていいんじゃないかとすごくシンプルに考えています。例えばありがとうのコインをたくさんもらったメンバーは、そのポイントで自由に景品が選べるようにしています。人気どころを一部ご紹介しますと、病院が敷地内に定期的に招待しているキッチンカーが提供する食事やデザートの無料引換券があります。日勤でお仕事を頑張った看護師さんが、お子さんにハンバーガーやクレープのお土産を持って帰ることもできます。他にはポイントを使って回すことのできるガチャガチャも設置するようにしました。目玉景品には理事長からの特選コシヒカリ10キロ分プレゼントなど、とんでもない商品を毎月複数入れています。お昼休憩時にガチャでゲットしたコシヒカリ10キロを横脇に置き、ドヤ顔でお昼ご飯を食べてる職員がいて職員食堂がざわつくとか。褒めた人褒められた人がお互いに良い意味で楽しめるような、そういう風土を作るように努力をしています。

サンクスギフト導入から9か月ほど経過しました。私たち経営戦略部のメンバーと運営に携わっているMIPコンシェルジュは、今月はどういうテーマのコインにしようか、どういった景品なら職員が喜んでくれるだろうかと色々考えて頑張ってくれています。今日は3月9日サンキューの日ですのでこの場をお借りしまして経営戦略部のメンバーとコンシェルジュの2人にもお礼を伝えたく思います。いつもありがとうございます。また先ほどココロラボの代表様もおっしゃっていましたが、いつも当院を支援してくださっているTakeAction社の営業の風岡さん、サポートの花岡さん、西井さん、箭内部長には私も本当に感謝しています。それからこういう仕組みを作って世の中に送り出してくださった成田社長にも謝意をお伝えしたいですし、お目にかかったことはありませんがサンクスギフトを毎日問題なく動くよう回してくれているシステム御担当の方々にもこの場を借りてお伝えしたいなというふうに考えています。みなさん、本当にいつもありがとうございます。

この度は栄えある賞、本当にありがとうございました。