株式会社ブルームダイニングサービス
代表取締役社長 加藤弘康様

【会社概要】
会社名:株式会社ブルームダイニングサービス
設立:2006年11月
従業員数:100名(パート、アルバイト除く)
事業内容:飲食店経営/店舗プロデュース、コンサルティング、FC本部

 

主力ブランド『骨付鳥・からあげ・ハイボール がブリチキン。』を中心に、全国で飲食店を運営する株式会社ブルームダイニングサービス様。今では積極的なFC展開で全国にがブリ70店舗を展開されるなど急成長されています。
その成長要因の一つでもある「新卒採用」
新卒採用をはじめた背景から、その効果まで、加藤社長にお話しを伺いました。

 

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初めての新卒採用。それにより苦労しながらも培った文化。

 

-新卒採用をはじめようとお考えになったきっかけは何だったのでしょうか?

 

一番は「会社を成長させるため」です。
2006年に1店舗目をオープンさせてから3店舗までは、有難いことに知り合いや後輩がジョインしてくれたり、順調に中途社員とアルバイトで運営してきました。ただ、若い社員が多かったり年齢層の幅が広かったりで、向いている方向や想いの違いからも組織力が足りなかったんですよね。
会社をより成長させたいと思ったときに、今のままではいけないと思って。新卒を始めれば、何にも染まっていない「想いに共感した子」が入って来てくれるので、文化が醸成されるだろうと思ったんです。結果先輩社員にとっても刺激になりましたし、新卒を部下に持つことで責任感も生まれ、マネジメントができるようになったとも感じます。

 

ただ、3店舗の名もない会社で採用が難しくなったから、という裏の理由もありました。
人材を採用しないと成長も止まってしまうので、正直少し早いかなという不安もあったのですが、「よし、やるぞ!」と勢いで始めたという背景もあります(笑)

 


-新卒採用を始めるにあたり、何か受け入れ体制を整えたのですか?

 

受け入れ体制はすごく意識しました。
社会に出る初めての会社で、そこでの経験が新卒の力になっていくわけですから、その責任感の大きさは凄く感じていて。その責任感を社内のメンバーにも持たせないといけないと思って行ったのは、新卒のご両親に合いに行くことでした。
親御さんが今までどんな想いで育ててこられたのかを直接伺って、それを社内でアウトプットすることで、ブルームでも大切に育てようという意識を醸成させていたんです。

 

組織の成長フェーズに応じて社長の役割というのも変わってくるので、今でこそそこまで僕自身は動けていないですが、本質的な思いは今も変わっておらず、新卒を大切にしたいし大好きだという気持ちでいます。

 

 

 

新卒メンバーは今ではなくてはならない存在に

 

 

-新卒採用によって、組織にはどのような影響があったのでしょうか?

 

ひとつは先輩が後輩を育てるという文化ができました。先程お話しした取組もあって、先輩社員も新卒を見ることに対して大きな責任感を感じてくれていますし、個人だけではなく店舗全体でもチームとして育てて行こうという空気感が生まれましたね。

 

あとはやっぱり会社の理念や、目指すべきところへの共感が会社全体で強くなったと思います。新卒の子たちは本当に純粋なので、中途の社員もその想いに対していい加減なことは言えないし、本気で考え始めてくれるんですよね。それによってみんなのベクトルが合って、より一体感も生まれたなと思います。

 

 

-新卒で採用した社員様は、今どのようにご活躍されていますか?

 

特に1期生として採用したメンバーは会社にとって無くてはならない存在になっています。
1人は名古屋の営業部副部長として、組織の半分を管理してくれています。もう1人は今関東の責任者なのですが、タイに出店する時に、立ち上げメンバーとして駐在もしてくれました。
営業部門だけではなく、人事として活躍してくれているメンバ―もいます。頭脳派タイプで、人材育成や採用を任せています。新卒で採用したメンバーが会社の中心として想いを持って頑張ってくれている姿を見ると本当に嬉しく感じますよ。

 

 

 

大きな壁にぶつかりながらも次のフェーズへ

 

 

-とても順調に組織拡大されてきたよう見受けられますが、組織創りで苦労されたことなどはありましたか?

 

僕は基本的に超ポジティブ人間なのですが、そんな僕がネガティブなことばかり考えてしまうときがありました。
社長も常に進化していかなければいけないと思うんですが、2015年ごろですかね、ある時「自分の範疇を越えた」と感じた瞬間があったんです。それまで気合と根性で引っ張ってこれたのですが、社員数が増えると、自分の熱量がどうしても薄くなってきてしまったんです。思いもよらないことが出て来たり、自分自身のマネジメントスタイルに非常に悩んだこともありました。
そんなときに、フィリピンに語学留学という名目で1カ月逃亡してみたんです(笑)
社員に対してもいきなり「1カ月社長はいません」と伝えて旅立ちました(笑)
そこで組織の課題が露呈しました。僕が引っ張ってきた組織なので、社員の意思決定ができなく組織が動かないんです。これが今の現状なんだなと突きつけられて、改めて教育や権限移譲をしていかなければならないと考えさせられた出来事でした。
今はまだ完璧に乗り越えられたとは言えないですが、社員に寄り添いながら育成をしている段階です。

 

 

-苦労されたことも乗り越えながら、今後どのような組織を目指されますか?

 

依存型組織ではなく自律型組織にしたいと考えています。会社が常にレールを引いていると、安心感は得られると思いますが依存心を植え付けてしまいます。会社の想いを1人ひとりがしっかり持ちつつも、”その子らしさ”を出して、会社をどう良くしていきたいかを考えてほしいと思っています。

 

とはいえ、僕がガンガン前に出すぎてもいけないフェーズに入ってきてるなと思いつつも、大事にしたい想いが薄まってしまわないかという葛藤もあります。でも任せてあげないと彼らもブレイクスルー出来ないと思うので、僕自身も葛藤と闘いながら皆に寄り添ってあげていますよ。

 

 

 

-最後に、今後の新卒採用へのお気持ちについて教えて下さい。

 

新卒採用は会社の大事な文化や想いを薄めないためにも絶対止めてはいけないと考えています。あと個人的に考えているのは、コロナが収束した近い未来、かならずチャンスがあると信じているので、新卒採用はその時のチャンスを逃さないためにも続けて行きたいと考えています。

 

少なからず当社もコロナウイルスの影響があり、今はキャッシュを生むために新たな事業を生んでいかなければいけないと思考錯誤していますが、そんな中でも目の前のお金に追われると大切なものを忘れてしまうと思っていて。大変な中でも「使わない」のではなく「どこに投資するか」の考え方を大事にしています。

 

 

-社長の思い描く未来を実現させるためにも、今後もお力添えさせてください!本日はありがとうございました!

 

 

 

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