こんにちはTakeActionの長見です。

 

前回は採用活動における「ペルソナ」の設定方法についてお届け致しました。

これを踏まえて、ペルソナ設定後、どうやって新卒採用をやっていくのか。

今回は実際の採用活動の流れ・計画の立て方をお伝え致します。

 

 

▼2022年卒学生のスケジュール

2022卒の学生就活スケジュールは、例年同様下記のようになっています。

 

新卒採用 スケジュール

 

会社説明会をはじめとした採用広報活動は基本的に3月から解禁となりますが

早い学生は前年夏のインターンシップから就職活動を始めています。

 

そのため既にいくつか内定を持った状態で

6月以降、大手企業の選考に臨む学生も少なくありません。

 

また2022年卒の採用活動は、コロナウイルスの影響や採用の多様化といった市況の変化に合わせて上記スケジュールにのっとらない形で動く企業も少なくないと予想されています。

 

学生側もそれを重々承知のうえで就職活動を進めていくため、企業側は早め早めの採用計画をしっかり立てて動いていくことが重要です。

 

 

▼採用計画の立案

学生のスケジュールを踏まえたうえで、採用計画を練るとなると

前年の10月頃までには自社の計画を固めておきたいものです。

 

その際、下記のようなことを意識して採用計画を立てていきましょう。

 

★採用目標・目的を明確化する

経営方針や事業目標に基づいて、採用目的を明確化してください。

 

「どの部署に、どのような人材が、何名必要か」

これらを意識して自社に必要な人材のペルソナを設定することで主体性や協調性といった定量化しにくい項目を重視しがちな新卒採用において、選考基準のバラつきを防ぐこともできます。

(設定の仕方はコチラをご確認ください)

 

★採用スケジュールを立てる

企業ごとに採用方針は異なるため、スケジュールも自社にあったものを立てる必要があります。

 

新卒採用 計画立案方法

 

このようにゴールから逆算し「それぞれの項目で何名集まれば採用成功に結び付くのか」を考えてスケジューリングする必要があります。

 

このスケジュールに沿って、求人広告の作成や説明会の会場を抑えるといった業務も行っていきましょう。

なお、スケジュールを立てたからといって計画通りの活動が出来るとは限りません。

途中で変わることも見越して余裕のあるスケジュールを立てることは重要です。

 

★予算と人員の確保

採用活動における広報には、想像よりたくさんの予算がかかります。

 

・自社HPを更新、作成し直す必要があるのか

・どの求人サイトへ掲載するのか

・説明会の開催にどれくらいの人員を割かなければならないのか

 

予算や人員の確保が必要なことは上記以外にもありますが、あらかじめ計画段階でどれほどの枠を確保しておけばいいのかしっかり把握しておきましょう。

 

 

採用活動は、しっかり分析を行うこと・計画を立てることで、実際の活動をスムーズに進めることができます。

とはいえ市場は常に変化していくもの、採用市場も同様です。

計画実行後も適宜振り返りを行い、検証や改善を進めていくことも大切です。

 

計画を立てる中で、初めて生まれる疑問や不安もあることでしょう。

採用活動を実際に行っているものの、中々結果に繋がらないといったこともあると思います。

 

このようなお悩みを抱えている担当者の方がいらっしゃいましたら気軽にご相談くださいませ。

 

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