こんにちは。TakeActionの長見です。

早くも10月に突入し、2020年も残り３カ月となりました。

既に22卒の採用活動をスタートしている企業もあるため、まだ動けてない…という企業の方も、今月中には採用計画をしっかり立て終え、いつでも動けるように準備をしていきましょう。

 

とはいえ、計画を立てたけれども、何から手を付ければいいのか…。

わからない方もいらっしゃるかと思います。

そんな方たちに向けて今回は、採用計画を立てた後のステップである「母集団形成」に関して情報をお届け致します。

 

 

▼母集団形成とは

 

採用計画を立てたあと、下記のような流れで実際の活動は進んでいきます。

採用活動の3ステップ

自社に合う人材を選ぶためには、まず自社に興味や関心を持っている学生を集める=母集団形成を行う必要があります。

ただし単に「学生を集める」といっても、人数が多ければ多いほどいいわけではありません。

人事の方や採用担当の方は、応募やエントリーの「量」を重視しがちですが、応募が来たとしても、内定に繋がらない・入社しないという事であればせっかく人数を集めても意味がありません。

 

母集団の量が少なくても、そこから自社のペルソナと一致した質の高い学生を採用できれば、採用活動は成功といえます。

 

母集団形成を行う際は「量と質」このどちらにも注視して、採用活動を行ってください。

 

 

▼母集団形成の手法

母集団形成の手法は時代の流れに沿って、様々な方法が確立されています。

とはいえ、流行りのものを取り入れれば母集団形成が成功するというわけではありません。

 

各手法のメリット・デメリットをしっかり理解したうえで、自社に合う方法を活用するようにしましょう。

 

 

★各手法一覧

 

・ナビサイト

最もメジャーな母集団形成方法です。

自社の魅力・求人情報をサイト上に掲載することで、学生に自社を認識してもらい応募を集めます。

サイトから学生への広報活動も積極的に行われているため、新卒採用をやっている企業の多数が何らかのナビサイトに自社の情報を掲載しています。

新卒ナビサイトのメリット・デメリット

 

 

・合同説明会

学生との接点を直に会って作ることができる手法です。

一回の参加で多くの学生と接することができるため、魅力的な学生に直接アプローチをかけることもできます。

合同説明会のメリット・デメリット

 

 

・マッチングイベント

合同説明会を小規模にした対面型のイベントです。

企業認知に課題を持つ中堅・中小・ベンチャー企業にとっては魅力的な手法の一つといえます。

マッチングイベントのメリット・デメリット

 

 

・学内セミナー

大学や研究室を訪問し、説明会を開催するのが学内セミナーです。

最近では、各大学のキャリアセンターなどが合同説明会のように企業ブースを設けて、学生との出会いの場を提供・設定してくれる場合も多いです。

学内セミナー・学校訪問のメリット・デメリット

 

 

・新卒ダイレクトリクルーティングサービス

企業が直接学生へアプローチをする手法です。

ナビサイトに掲載して学生からの応募を「待つ」手法とは真逆の、企業が自社にマッチする求職者を自ら探してアプローチする「攻め」の採用手法となります。

スカウティングと呼ばれるサービスを活用している企業も多い、最近利用が増えてきた母集団形成の手法の一つです。

ダイレクトリクルーティングサービスのメリット・デメリット

 

 

・リファラル採用（内定者や新入社員からの紹介）

その年の内定者や、新入社員からの友人、後輩紹介を採用手法に取り入れるのも母集団形成においては一つの手です。

「優秀な学生の友達は優秀」かもしれませんので、アプローチ法の一つとして導入を検討してみてください。

リファラル採用・紹介のメリット・デメリット

 

 

・SNSの活用

SNS上で定期的に情報を公開することで、自社のファンを増やし、そこから採用につなげる手法です。

採用担当や社長と直接やり取りできる機会もあるため、親近感を持ちやすく、応募意欲を高めたり、内定辞退を減らす効果も期待できます。

SNS採用のメリット・デメリット

 

 

・自社採用サイトの活用、開設

自社HPとは別に、採用専用サイト、専用ページを設置して、そこから応募者を集める方法です。

企業理念とは別に「採用コンセプト」を設定している企業も多く、それを学生への魅力づけに活用する事例も増えてきています。

採用サイト・採用ページのメリット・デメリット

 

 

・WEB説明会

忙しい学生や地方の学生へはWeb説明会を通してアプローチをしてみてください。

21卒に関しては新型コロナウイルスの影響もあり、WEB説明会を実施する企業もぐっと増えていました。

WEB説明会のメリット・デメリット

 

 

一口に母集団形成といっても様々な手法があります。

各手法のメリット・デメリットは伝わりましたでしょうか？

 

様々な方法がある中で、これら全部をやったからといって採用成功に繋がるとは一概に言えません。

自社に合った方法を、適切なタイミング・やり方で活用していく必要があります。

ペルソナ設定の時と同様、自社の現状をしっかり把握したうえで、上記の手法を試してみてください。

 

もし、実際にやってみて中々効果が出ない等お悩みがございましたら

弊社がご相談に乗りますのでご連絡いただければ幸いです。

 

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